■ 2021-02-26

Friday Special Report~山﨑八幡宮編~

神社へのお参りの際、手や口を清める手水舎にお花を敷き詰める“花手水”。
愛らしい見た目に癒されるだけでなく、柄杓の共用で新型コロナウイルスの感染を防止するという役割も担っています。
季節を感じられる「映え」なビジュアルが人気を集め、全国的にも取り組みが広がっている花手水。

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奈良時代から開運・厄除・出世の神様としても知られる応神天皇を祀っていらっしゃる歴史ある周南市・新南陽地区の山﨑八幡宮でも、地域の方が持ち寄りで奉納してくださった花を活用して手水舎に花を浮かべられています。
地元の方が地元愛と地域活性の為にご協力されているこの体制…素敵です!

イベントの間のみなど期間限定で花手水を取り入れられている神社さんは県内にいくつか在りますが、一年を通して花手水で目を楽しませてくれているのは現在、山﨑八幡宮のみなのだそうです(●´ω`●)

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境内に設置されている鉢にはバラやカスミソウなども浮かべられていますが、通年、水面を漂っているのは主にガーベラ。

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私が23日に参拝に伺った際はビビッドな赤・ピンク・白というパキッとした3色のカラーに目を奪われました。

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グラデーションになるように配置されていて華やかですよね!
参拝に訪れた方の心がホッコリ和むように…という心遣いが込められて、日々お手入れも丁寧に行われている山﨑八幡宮の花手水。
コロナによる第一次緊急事態宣言が解除されて県外への移動が比較的ゆるやかになった昨年6月から取り組みがスタートすると、広島県や九州の方が山﨑八幡宮に来られた際に花手水に魅了されてSNSを通して「山口県の周南市にはこんなに素敵なスポットがあるよ~!」と発信。
その投稿を目にした地元の皆さんが改めて山﨑八幡宮に注目して、花手水の魅力に気付かれたのだそうです。県外の方に教えてもらう形で話題になっていった山﨑八幡宮…まさにバズりの逆輸入です☆

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神社という神聖な場所ではありますが、こういった気遣いには心がパッと明るく照らされるようです。

早いもので、ついこの間、年明けのあいさつを交わしたばかりと思えば来週はもう3月…ということで今は境内に雛飾りや可愛らしい絵馬も飾られていますので、参拝の際にはこちらもご注目。

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清らかな心で新しい季節を迎えたいなという方は、是非お参りと併せてお花からも癒しのパワーを貰いに足を運ばれてみてくださいね。


※うっとりするほどキレイなお花には思わず触れたくなりますがコロナウイルス感染防止の為に鑑賞のみのご協力をお願いします(*^-^*)



| Category: Friday Special Report | posted at 23:24 | by 瀬来未央 |

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