■ 2021-08-21

Friday Special Report~ゼロスタ編~

山口県全域、ここしばらく雨続きで8月にしては比較的涼しい日々でしたね。
このまま秋口に突入するかと思いきや名残の蒸し暑さはまだまだ感じられます(:+o+ )
今週のリポートコーナーはゼロスタから!金光さん、のぞみ~ると一緒に残暑を乗り切るための“美味しいアイスコーヒーの淹れ方”をご紹介させて頂きました。

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皆さま、コーヒーはお好きでしょうか?この時期は氷をゴロっと入れてキーンと冷やしたアイスコーヒーが一際美味しく感じられますよね。

熱々に淹れたコーヒーに直接氷を投入して混ぜて一気に冷やす急速冷却法やコールドブリュー(水出し)とアイスコーヒーのレシピは様々ありますが……私が特にオススメしたい淹れ方は【氷出し】で作る方法です♪
(コーヒーの苦みがちょっと苦手だな~という方はどうぞミルクをたっぷり混ぜたカフェオレのベースを作るお気持ちでお読みくださいませ…!)

水出しコーヒーはよく聞くけど“氷出し”は初めて聞いた!と金光さんも仰っていましたが、なかなかマニアックな淹れ方のようです。淹れ方は至ってシンプル。

①コーヒーサーバーにドリッパーとペーパーフィルターをセット
②コーヒー粉を投入(1杯約25g~30g)
③コーヒー粉の表面にケトルでお湯を回しかけて20秒ほど蒸らす
④蒸らし終えたコーヒー粉の上に氷をどっさりダイレクトに乗せる!
⑤氷が溶けきるまで放置する

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以上!とっても少ない手順で簡単に抽出できます。
ざっくりと「氷はどっさり」と記しましたが家庭用製氷機の氷サイズで10個~15個が目安でしょうか。抽出されたコーヒーの量が少ないなと感じられたら途中で“追い氷”をされてください!
サーバーをお持ちでない方は瀬来のようにグラスにドリッパーを直接乗せても大丈夫ですし、インスタント派でコーヒー粉がご自宅に無い方はお手軽に市販のドリップパックで代用OK(*^-^*)
より本格派の方はドリッパーを2つ用意して重ねて、下段にコーヒー粉、上段に氷と…セパレートして抽出される方もいらっしゃるそうです。

ポタ…ポタ…と一滴一滴、氷が溶けた水が雫になって落ちきるまで待つ必要があるので1杯抽出するのに(大体80mlくらい)使用する氷の大きさや室温にもよりますがザッと4時間~6時間経かるものの((((;°ω°))))夜、寝る前に仕込んでおけば朝には氷出し特有の雑味が無く、口当たりがとってもまろやかなコーヒーが完成しているはずです!
氷を使用して抽出していますが、出来上がりは常温なのでお好みで氷を足してくださいネ。

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(待ちきれずに途中で写真だけ撮影したので量が少ないですね↑笑)

じっくりと時間を掛けてコーヒー粉を伝って落ちてくる氷水にはコーヒーの旨味がギュッと濃縮されているので味わい深い一杯に。美味しくてゴクゴク飲めるので私は一瞬で飲み終わってしまうこともしばしば。6時間費やしながらも飲む時は一瞬……という儚さも含めて氷出しの魅力。まるで女王蜂の為に働き蜂がせっせと集めた希少なローヤルゼリーみたいだなぁ、と思いながら噛みしめて(?)飲んでいます。

この一滴一滴、雫を落として淹れる抽出法自体は“点滴抽出法”と呼ばれています。その名の通りに病院で受ける、チューブを伝って薬液が落ちてくる点滴と同じ原理ですね。
ホットコーヒーを入れる際にも使われますが、細口のケトルから一滴ずつお湯を落とすのは手首に余程の力が備わっていないと難しい上級バリスタ向けの技(お湯が入ったケトルは割りと重たいので手首のみで支えるのは文字通り骨が折れそうです;;)。しかし氷出しを利用すれば放っておくだけで自動的に点滴抽出ができちゃうんです◎

通常の淹れ方よりも時間は経かりますが、お家時間をより充実させるためのアイテムとして、この夏は氷出しコーヒー作りにチャレンジされてみてはいかがでしょうか?忙しい朝は急速冷却法、のんびりリラックスタイムのお共には氷出し…とシーンによって使い分けてみてもいいですね(#^o^#)


| Category: Friday Special Report | posted at 23:52 | by 瀬来未央 |

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