■ 2021-10-01
Friday Special Report〜山口県立美術館編〜
やってきました！山口市にある山口県立美術館！
毎シーズン、ジャンルを超えて魅力的な特別展が催されていますが現在大好評開催中の特別展はコチラ。
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≪ライデン古代国立博物館所蔵 古代エジプト展≫ですっ。
さっそく学芸員の萬屋健司さんに見所を教えていただきました(#^o^#)
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今回の特別展で展示されているのは全て、世界最古の国立博物館のひとつでもあり、オランダはライデン古代博物館の所蔵品です。ライデン古代国立博物館が所有している約25000点にも上るエジプトコレクションは大英博物館、ルーブル美術館、ベルリン・エジプト博物館、トリノ・エジプト博物館と合わせて「ヨーロッパ５大エジプトコレクション」と言われているんですよ。
その中から厳選された（一部レプリカもありますが）古代エジプトで実際に使われていた装飾品やピラミッドの頂上部分やロゼッタストーンやパピルスやミイラ棺やミイラそのもの（！）などなど、国・時代を遥に越えて古代エジプトの空気を感じられる約250点もの超貴重な品々を山口に居ながらもじっくりと目にできるんです！
ミイラ棺に至ってはズラリと15点も揃っていて圧巻。
これだけの数のミイラ棺を一度に見られる機会はそうそうありませんよね。
展示方法も趣向が凝らされていますよ。
コチラは展示を全て見終えた後にフォトスポットとしてディスプレイされているミイラ棺のパネルですが、この度はこのようにミイラ棺は“立てた”状態で展示されてあります。
これまでは横に寝かせた状態で展示されることが多かったそうなのですが……棺を立てた状態で展示することで棺の内部の装飾が、より見やすくなっていたり奥行きが感じられるようになることから「立体展示」が界隈では今のトレンドなのだそうです。（展示方法にもトレンドがあるのですね！）
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確かに目線を下げずに捉えることができるので細部まで目を凝らすことができそうです。
ミイラ棺はいわゆる棺桶なので中に収められているひとりひとりの個性が異なっているように、もちろん棺だってひとつとして同じものは無いのが興味深いところ(*^-^*)
表情、彩色、質感、大きさなど、作られた時代の違いもあるのでしょうが、全て世界に一点のオーダーメイド棺。まさに十人十色ならぬ十ミイラ十色です。
見てのお楽しみなので詳しくは記せませんが例えば女性が収められていたであろう棺は、他の棺と比べるとどことな～く丸みを帯びたシルエットで表情もふんわり優しく、表面に沢山のお花が描かれていたりとガーリー感が漂っていました。
棺ごとの個性を見比べてみるのも面白そうですね(●´ω｀●)
“外側”を眺めたら“中身”も気になるところです…今回は目玉展示としてCTスキャンによって、ミイラにぐるぐる巻きつけてある包帯のような布を少しも剥がすことなく、ミイラの“中身”がどのように保存されているのか？ミイラを布解いて歴史を紐解く映像コーナーもあります。
リアルな解析に私も考古学者になったような気分でワクワクしながらも見入ってしまいました（夜に見るのはちょっぴりゾクゾクするかもしれません…）。
この他にも当時のエジプト人の暮らしが垣間見える展示品やミイラを制作する為の道具など見応えタップリの古代エジプト展。
リポートに伺った日は開幕から５日目でしたが、既に老若男女問わずに多くの方が足を運ばれているのだそうです（萬屋さん談）。
人気の高い特別展である分、混雑も予想されます。会期は11月７日(日)までですが会期終了間近は特に混雑する可能性があるのでなるべく早い内のご来館をオススメします。
ご来館される皆さまに安全に古代エジプト展を楽しんでいただきたいということから、新型コロナウイルス感染症対策として現在【１時間あたりの入場者数は400人まで】に設定されています。
決められた順番に定められた人数をスタッフの方が誘導してくださいますので、まずはご来館されたらスタッフの方のご指示に沿って【入場整理券】をお取りください。
混雑時には入場をお待ちいただくこともありますが、感染症対策を万全に期す為にどうぞご協力くださいませ。
今後の状況次第では人数の上限が変更される可能性もあります。足を運んだけれど入館できずに残念だったよ～という思いをされることがないように早目のご来館をご検討くださいね。
混雑状況は山口県立美術館公式Twitterから随時チェックすることができますので、特別展の詳細と合わせて参考にされてください◎
添えられているキャプションも丁寧で、古代エジプトと現代日本の文化の違いから来る、死生観の違いに衝撃とガツンと刺激を受けることができる≪ライデン古代国立博物館所蔵 古代エジプト展≫。
是非感染症対策を徹底して、ミステリアスなミイラ棺たちに会いに行かれてみてはいかがでしょうか？！
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【ライデン古代国立博物館所蔵 古代エジプト展】
＠山口県立美術館
9:00〜17:00 (入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日：毎週月曜日（但し10月４日は開館）
℡ 083-925-7788
毎シーズン、ジャンルを超えて魅力的な特別展が催されていますが現在大好評開催中の特別展はコチラ。
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≪ライデン古代国立博物館所蔵 古代エジプト展≫ですっ。
さっそく学芸員の萬屋健司さんに見所を教えていただきました(#^o^#)
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今回の特別展で展示されているのは全て、世界最古の国立博物館のひとつでもあり、オランダはライデン古代博物館の所蔵品です。ライデン古代国立博物館が所有している約25000点にも上るエジプトコレクションは大英博物館、ルーブル美術館、ベルリン・エジプト博物館、トリノ・エジプト博物館と合わせて「ヨーロッパ５大エジプトコレクション」と言われているんですよ。
その中から厳選された（一部レプリカもありますが）古代エジプトで実際に使われていた装飾品やピラミッドの頂上部分やロゼッタストーンやパピルスやミイラ棺やミイラそのもの（！）などなど、国・時代を遥に越えて古代エジプトの空気を感じられる約250点もの超貴重な品々を山口に居ながらもじっくりと目にできるんです！
ミイラ棺に至ってはズラリと15点も揃っていて圧巻。
これだけの数のミイラ棺を一度に見られる機会はそうそうありませんよね。
展示方法も趣向が凝らされていますよ。
コチラは展示を全て見終えた後にフォトスポットとしてディスプレイされているミイラ棺のパネルですが、この度はこのようにミイラ棺は“立てた”状態で展示されてあります。
これまでは横に寝かせた状態で展示されることが多かったそうなのですが……棺を立てた状態で展示することで棺の内部の装飾が、より見やすくなっていたり奥行きが感じられるようになることから「立体展示」が界隈では今のトレンドなのだそうです。（展示方法にもトレンドがあるのですね！）
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確かに目線を下げずに捉えることができるので細部まで目を凝らすことができそうです。
ミイラ棺はいわゆる棺桶なので中に収められているひとりひとりの個性が異なっているように、もちろん棺だってひとつとして同じものは無いのが興味深いところ(*^-^*)
表情、彩色、質感、大きさなど、作られた時代の違いもあるのでしょうが、全て世界に一点のオーダーメイド棺。まさに十人十色ならぬ十ミイラ十色です。
見てのお楽しみなので詳しくは記せませんが例えば女性が収められていたであろう棺は、他の棺と比べるとどことな～く丸みを帯びたシルエットで表情もふんわり優しく、表面に沢山のお花が描かれていたりとガーリー感が漂っていました。
棺ごとの個性を見比べてみるのも面白そうですね(●´ω｀●)
“外側”を眺めたら“中身”も気になるところです…今回は目玉展示としてCTスキャンによって、ミイラにぐるぐる巻きつけてある包帯のような布を少しも剥がすことなく、ミイラの“中身”がどのように保存されているのか？ミイラを布解いて歴史を紐解く映像コーナーもあります。
リアルな解析に私も考古学者になったような気分でワクワクしながらも見入ってしまいました（夜に見るのはちょっぴりゾクゾクするかもしれません…）。
この他にも当時のエジプト人の暮らしが垣間見える展示品やミイラを制作する為の道具など見応えタップリの古代エジプト展。
リポートに伺った日は開幕から５日目でしたが、既に老若男女問わずに多くの方が足を運ばれているのだそうです（萬屋さん談）。
人気の高い特別展である分、混雑も予想されます。会期は11月７日(日)までですが会期終了間近は特に混雑する可能性があるのでなるべく早い内のご来館をオススメします。
ご来館される皆さまに安全に古代エジプト展を楽しんでいただきたいということから、新型コロナウイルス感染症対策として現在【１時間あたりの入場者数は400人まで】に設定されています。
決められた順番に定められた人数をスタッフの方が誘導してくださいますので、まずはご来館されたらスタッフの方のご指示に沿って【入場整理券】をお取りください。
混雑時には入場をお待ちいただくこともありますが、感染症対策を万全に期す為にどうぞご協力くださいませ。
今後の状況次第では人数の上限が変更される可能性もあります。足を運んだけれど入館できずに残念だったよ～という思いをされることがないように早目のご来館をご検討くださいね。
混雑状況は山口県立美術館公式Twitterから随時チェックすることができますので、特別展の詳細と合わせて参考にされてください◎
添えられているキャプションも丁寧で、古代エジプトと現代日本の文化の違いから来る、死生観の違いに衝撃とガツンと刺激を受けることができる≪ライデン古代国立博物館所蔵 古代エジプト展≫。
是非感染症対策を徹底して、ミステリアスなミイラ棺たちに会いに行かれてみてはいかがでしょうか？！
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【ライデン古代国立博物館所蔵 古代エジプト展】
＠山口県立美術館
9:00〜17:00 (入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日：毎週月曜日（但し10月４日は開館）
℡ 083-925-7788
| Category: Friday Special Report | posted at 23:23 | by 瀬来未央 |
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