■ 2021-12-24

Friday Special Report〜山口県生活衛生営業指導センター編〜

リポートコーナーをお聴きくださった方、そしてこのブログを読んでいる方の中にも飲食・サービス・美容・宿泊施などに関する事業に携わっている方もいらっしゃるかもしれませんね。

昨今のお仕事を取り巻く状況を振り返ってみていかがでしょう…コロナ禍の影響で客足が減ってしまった、売り上げが落ち込んでしまった、業務形態を変えた方がいいのかな?など悩ましいことはありませんでしたか( ;_; )
飲食関係に従事する私の知人も、感染症対策で店内の密を防ぐ為に席数を減らしたり、メニュー表などを都度除菌するワンアクションが増えたことで従来よりサービスに時間が経かったりと「これまで普通にできていたこと」を継続することが難しくなって売り上げに響いていいるよと教えてくれました。

感染症対策はもちろん大事!ではありますが事業を経営する立場の方にとっては、様々な面で営業に打撃が加わるのは辛いですよね。そんな事業主さんが抱えるお困りごとをサポートしてくれる機関があることをご存知ですか?

各都道府県に設置されている【生活営業衛生指導センター】。
山口県は山口市の山口県総合保健センター内にあります(*^-^*)

一瞬耳にしただけではちょ、ちょっとオカタイイメージが湧くような施設名だな~;;と思われたかもしれませんが…美容業・理容業・クリーニング業・興行場営業・食肉販売業・旅館ホテル業・飲食業など私たちの生活に近しい業種のことをまとめて“生活衛生関係営業”というのだそうです★
指導センターは各組合の協力を得ながら、業界がより良い働きを消費者に還元できるように経営に関してアドバイスをしたり、助成金制度や融資を通して【事業主に寄り添ってお仕事をお手伝いしてくれる】機関。実態が分かると、ググっと身近な存在に感じられませんか(#^o^#)

センターについて詳しく紹介してくださった工藤伸一専務理事も、こんなに穏やかなスマイルで優しく分かりやすくお話してくださったんですよ◎

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そしてやはり、センターでいま求められているのは新型コロナウイルス感染拡大の煽りを受けての経営対策…。
ご安心ください。もちろん昨年度から支援事業がスタートしています!その名も【経営支援緊急対策事業】。“緊急”というワードが入っているところに、事業主の方の生活を心配して一早く動いてくださっていたのだなぁ、と改めてありがたく感じられる事業名です。

波が落ち着いてきたかと思いきや、新種株が発見されるなどまだまだ予断を許さない状況のコロナ禍。感染状況が長引く=経営状況も不安定な時期が続く…ということですから辛いですよね。
このような状況下で、現状の改善に向けた取り組みの一つとして全国の生活衛生営業指導センターでは各都道府県のセンターや県衛生同業組合とタッグを組んで!生活衛生関係営業者の皆さまが抱える相談にワンストップで応えられる伴奏型の支援事業に力を注ぎ、専門相談窓口の開設や相談会を開催されています。

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特に新型コロナウイルス感染症拡大によって打撃を受けている県内の生活衛生関係の営業者の皆さま!
現状を打破する為にまずは…弁護士や社会保険労務士、中小企業診断士、経営特別相談員など経営に関するスペシャリストの方々が揃った相談会に足を運んでみるところからはじめてみられてはいかがでしょう??
専門知識を持った方が相談に乗ってくれる機会は来年1月31日(月)までは、なんと無料で活用することができますよ。
新型コロナウイルス感染症対策に伴う融資、雇用調整助成金の手続き、経営相談など、生衛業界に身を置いている方ならではの悩みや困ったこと、お気軽にご相談くださいね。

日本中…いえ世界中を巻き込んだパンデミックが収束するまで!私たち消費者の日常に近しい、生活衛生関係事業、医療業、農業、漁業、製造業などなど…どの業種も欠けることなく(不要不急だと称されがちなエンタメ業界だって心の栄養補給に大いに貢献していると思いますよ~(`・ω・´))プロに知恵と借り、手を取り合いながら少しでも安定した生活を保っていきましょうね。


★公益財団法人 山口県生活営業衛生指導センター
山口市吉敷下東 山口県総合保健センター 4階
℡ 083-928-7512 (平日9:00~17:00)

※年末年始休業:12月29日(水)~1月3日(月)


| Category: Friday Special Report | posted at 23:18 | by 瀬来未央 |

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