■ 2018-11-13

MOROHA BEST 〜十年再録〜 FINAL SERIES

11/11 広島クラブクアトロ
MOROHA×My Hair is Badのライブに行きましたー!!!


日々皆さんいろんなことがありますよね。
私もまぁ人並みにそうなんですが、闇に取り込まれないように、光を信じてまっすぐ戦いたいと思ってはいて、捻じ曲がりきってたまるかと思っているわけなんです^^
そういうわけで、どうにもこうにも今このタイミングで私はMOROHAのライブに行かなければと突き動かされるように広島に向かいました^0^/

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初クアトロ!
チケットSOLD OUTの会場は人でひしめき合っていました。
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MOROHAのライブは、怒りや悔しさ、決意を歌った歌からスタート。
自分の負の感情と向き合わざるをえなくなり、感情がえぐられるようで怖くて、心臓がバクバクして、最後まで無事にこの場所に立っていられるだろうかと不安になったほどでした。


ラップなので、歌いだしのタイミングや沈黙の長さなどは要になると思うのですが、アフロさんとUKさんは、体を客席にまっすぐ向けて、お互いにMCの時以外ほとんど目を合わせないのが印象的でした。
息が合っているというよりは、2人で一緒に呼吸をしているという感じで、信頼し合っている絆の強さがビシバシ伝わってきました。ステージに立った姿やふるまい、私たちに向ける眼差しから、お2人が歩んでこられた道の険しさを感じました。




この日は全9曲聴くことができました。
特に良いなぁと思った曲は「GOLD」です。
“大丈夫 大丈夫 きっと大丈夫”
と繰り返すアフロさんの声が本当に優しくて。
小林は号泣してしまいましたよ。
本当の闇を知り、現在進行形で戦っている人からかけられる“大丈夫”は不安を拭い去ってくれます。
つい先ほどまでの鬼気迫る声と全く違ってぬくもりに満ちていました。
あ、MCも、ユーモアに溢れていて凄く面白かったです^^


アフロさんの唯一無二な声は、“喜怒哀楽”と一言では表せない感情を色とりどりに表現していました。
一人の人間からこんなに色んな表情を感じられるものなのかと驚かされ、こんなに色々抱えてアフロさんとUKさんは苦しいだろうなぁと思いました。
でも、途中から、「私も共感できる感情ばかりだ」と気付き、私だって、色々考えて、頭パンパンで、頑張って生きてるなぁと思って、少し褒めてあげようかなという気持ちになったのでした。
そんな想いが頭をよぎったすぐ後に、アフロさんが“最後には思いっきり自分を抱きしめて褒めてやりたい”“俺は自分で自分を幸せにしてやる”など叫ばれたので、、、小林はまた涙が溢れてしまいましたよ笑


誰にも認められなくても、「そんなに頑張ってないじゃん」と思われても言われても、別にいいじゃないですか。街の真ん中で大声で自分を褒めるわけではなく、心の中でそっと、自分を肯定してあげるだけですから、誰に迷惑かけるわけでもないのだから。


MOROHAのライブを観た後に、こんなに優しい気持ちになれるとは思いませんでした。
自分の中で膨らんでいくネガティブな気持ちに終止符を打とうと思って赴きましたが、徹底的に自分や現実と向き合わされました。そんなことをしたら自分のことがますます嫌になるんじゃないかと思っていましたが、その逆で、人間らしい自分を少し愛しく思えました。総洗いをされるような、とても気持ちのいい時間でした。




また会場に、自分以外にも耳を傾ける人が多くいたことで、色々考えさせられました。


私の横に、小柄でとても大人しい10代半ばくらい?の女の子が1人でいました。
自分より背丈の高い大人に囲まれ、彼女からは前の人の髪の毛しか見えない状態でしたが、MOROHAの言葉を噛み締めるように聴き、学校のジャージ?の袖で何度も静かに涙を拭いていました。
小林は「この子、こんなに若いのに何を抱えているんだろう。気にかけてくれる大人はいないのかな?心配だなぁあぁ」とめちゃくちゃ気になりましたが笑、「この子の日常にMOROHAがあってよかったな」と心から思いました。
年齢や立場に関係なく、皆それぞれ色々あるよね。
そのことをしっかり体感させてもらいました。



長くなりましたー!
自分のことを色々書いてしまってすみません!
MOROHAのライブレポートは、私も自分をさらけ出して書くのが礼儀かなって思ったのです。

この日飲んだ広島の地酒、この上なく美味しかったです^^
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| Category: WILD ON! | posted at 18:00 | by 小林愛子 |

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