《 Archives 》 2021-04

■ 2021-04-29

4月29日放送分 ワイン造り用のブドウ

4月29日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

ワイン造り用のブドウ

専門用語で、「ヴィティス・ヴィニフィラ」と呼ばれる品種は、
ワイン造りに向いています。

カルベネ・メルロー・シャルドネ・ソーヴィニヨンといった
有名品種は、すべてこの、ヴィニフィラ種です。

ワイン造りに向いている一方で、粒が小さく皮が厚いため、
食用には好まれません。


対して食用に向いているのが
「ヴィティス・ラブルスカ」という品種です。

粒が大き目で、みずみずしいタイプです。

この品種のぶどうでももちろんワインは造られますが、
一部の愛好家からは、「キツネ臭がする」と嫌われていたりします。



山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
まで、メールをお送りくださいね。

ぜひ山口井筒屋地下一階を覗いてみてくださいね。
※出勤日などについてはあらかじめご確認の上お出かけください。
| Category: General | posted at 18:58 | by 高原 |

■ 2021-04-20

4月20日放送分 香りの要素

4月20日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

香りの要素

原料はブドウだけのはずなのに、

挽きたての胡椒の香り

別の果物の香り
など、

ワインには様々な素晴らしい香りがあります。


この香りは、3種類に分類できます。

「第一アロマ」
は、原料のブドウに由来する香り。
グラスを回さず、そっと香ると感じられます。


「第二アロマ」
は、発酵段階で生まれる香り。
発酵の仕方によって、「キャンディ」のような香りになったり、
「杏仁豆腐」や「カスタードクリーム」のような香りになったりします。


「第三アロマ」
は、熟成中に生まれる香り。
木樽の香りをはじめ、
酸素と結びついた「第一・第二アロマ」が混ざり合い、
複雑で芳醇な香りです。


ワインを味わう上でも、やはり香りは、とても重要な要素です。

山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
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ぜひ山口井筒屋地下一階を覗いてみてくださいね。
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■ 2021-04-15

4月15日放送分 イン・ヴィノ・ヴェリタス

4月8日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

イン・ヴィノ・ヴェリタス

「イン・ヴィノ・ヴェリタス」

直訳すると、ワインの中に真実はあり
という意味の言葉です。

含蓄のある言葉のようですが、
「酔えば、本性が出る」という意味

ワイン通の条件として
1、ワインを飲みすぎて酔っぱらわないこと
2、酔っぱらっても醜態をさらさないこと
3、醜態をさらしても、必ず自宅に帰りつくこと
4、自宅に帰りつかなくても、翌日はきちんと会社に行くこと


「イン・ヴィノ・ヴェリタス」
この言葉を頭の片隅に置きつつ、ワインと向き合いたいですね。

山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

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■ 2021-04-08

4月8日放送分 好みと品質

4月8日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

好みと品質

人の好みは十人十色と言います。

ワインはどうでしょうか??

試飲会で10種のワインを試飲してもらいどれが好きか10人に聞いたとすると、
実は大体2種類くらいに好みが集中します。

おいしいかどうかは「好みによる」と言いながら、
実際はあるところに集約されるようです。

これを一言で表すと「品質」でしょうか?

多くの人に共通する味の好み。
香り良く、バランスよく、飲みやすい。

これらのレベルが「品質」として保たれて初めて、
「好み」の議論の入り口に立てるように思います。


ソムリエは、そういった「品質」を前提に、
好みのワインに出会えるよう、お手伝いをしています。

山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

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■ 2021-04-01

4月1日放送分 長い名前のワイン

4月1日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

長い名前のワイン

ワインの特徴と言えば、色・香り・味わいなど様々ですが、

その名前も個性的なものは多いです。

今日は、長い名前のワインを二つご紹介。

1つ目は
ボルドー・ボイヤックの2級格付け
「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」

これだけでも長いですが、、、
このセカンドワインはさらに長く、
「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド・レゼルヴ・ド・ラ・コンテス」
となります。

2つ目は、
ドイツ・モーゼルの白ワイン
「アイテルスバッハ―・カルトホイザーホーフベルグ」
アイテルスバッハ村にある、あるとホイザーの山という名前の付いて畑のことだそうです。
中には、さらにブドウの品種やランクが続いて、

「アイテルスバッハ―・カルトホイザーホーフベルグ・リースリング・アウスレーゼ・ロング・ゴールドカプセル」
というものもありました。

噛まずに言いたいですね。

山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

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wine@fmy.co.jp
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