■ 2022-01-27

1月27日放送分 最近、驚いたこと

1月27日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

最近、驚いたこと


先日、ワインセラーを整理しようと思い開けたところ、

私が最初に行った思い出の地、
ニュージーランド産のピノ・ノワールが液漏れを起こしているのに気が付きました。

2000年もののピノ・ノワール。

記念に買った思い出の品だし、、、
と開けられずに、気付けば20年。


コルクの劣化が原因の液漏れで、通常よりも2cmくらい目減りした状態。


期待せずに開けてみたところ、



これが、驚き。

熟成香ムンムンで繊細、複雑さがあり、
余韻も長く続く。

20年前のニュージーランドはまだ世界的には無名の産地で、
特にピノ・ノワールは醸造が難しいと言われているもの。

ニュージーランドの南島、
セントラル・オタゴ

で造られた

「フェルトン・ロード ブロック5」


奥深さを強く感じ、驚く1本に出会えました。



山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
まで、メールをお送りくださいね。

ぜひ山口井筒屋地下一階を覗いてみてくださいね。
※出勤日などについてはあらかじめご確認の上お出かけください。
| Category: General | posted at 18:58 | by 高原 |

■ 2022-01-20

1月20日放送分 センチ・リットル

1月20日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

センチ・リットル


フランス物のワインの容量には、
「センチ・リットル」で表示されているものもあります。

フルボトルなら75センチ・リットル

初めて見ると「ん??」

と一瞬戸惑いますが、

センチはミリの10倍だから、と
納得をした記憶があります。


この「センチ」という言葉は、
ラテン語の100という意味に由来します。


日本ではセンチメートルくらいにしか使われませんが、
海外では、日本の「百」=いっぱい

というような意味を含むときがあります。

例えばムカデ

センチビームと呼ばれますが、
これは百の足という意味。

日本でも百足虫ですから、
感覚としては同じです、


ここまでのお話は蛇足としても、
センチリットルはミリリットルの10倍。
見ても驚かないようにしておきましょう。


山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
まで、メールをお送りくださいね。

ぜひ山口井筒屋地下一階を覗いてみてくださいね。
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■ 2022-01-13

1月13日放送分 料理に合わせやすい香り

1月13日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

料理に合わせやすい香り


ソムリエ石田博さんが書かれた本の中に、
3つ星フレンチ・レストラン
「アラン・デュカス」の統括ソムリエ「ジュラ―ル・マルジョン」さんの話が出てきました。

このマルジョンさんが考えるワインの香りには、

「発散型」と「抑制型」があり、

発散型とは、グラスに鼻を近づけるだけではっきりと香りが感じ取れるもの。

抑制型とは、香りはあるのだがなんとなく深みがあり、
香りがグラスの底に沈んでいる感じのするもの。

ブドウの品種や醸造による違いから、この香りの違いも生まれるそうです。

良いブドウの房を選び、ゆっくり醸造したワインの香りは、
「抑制型」になるとのこと。


レストラン「アラン・デュカス」では、
この抑制型の香りのワインが、料理との緻密なハーモニーを生むそうです。



山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
まで、メールをお送りくださいね。

ぜひ山口井筒屋地下一階を覗いてみてくださいね。
※出勤日などについてはあらかじめご確認の上お出かけください。
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■ 2022-01-11

1gatu

1月6日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

ドン・ペリニヨン


お正月、楽しい乾杯はされましたでしょうか?

スパークリングワインとして日本で有名なものと言えば、
なんといっても
「ドンペリ」こと「ドン・ペリニヨン」

モエ・エ・シャンドン社のフラッグシップスパークリングワインです。


この「ドン・ペリニヨン」
スパークリングワインを発明した盲目の修道士の方のお名前。

、、、と言われています。


しかしよくよく調べてみると、

スパークリングワインは彼が研究を始めるおよそ200年前からあり、
また彼が書いた書類を見ると、
とても盲目とは思えない
とのこと。



ただ、黒葡萄から白ワインを造ったり、
いくつかの畑をブレンドするとおいしくなることを発見したり、
コルクやガラス瓶を使い始めたり、、、

やはり、「ドン・ペリニヨン」先生が今日のスパークリングワインに残した功績は
測り知れません。


山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
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ぜひ山口井筒屋地下一階を覗いてみてくださいね。
※出勤日などについてはあらかじめご確認の上お出かけください。
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■ 2022-01-07

1月6日放送分 ドン・ペリニヨン

明けましておめでとうございます。

1月6日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

ドン・ペリニヨン


お正月、楽しい乾杯はされましたでしょうか?

スパークリングワインとして日本で有名なものと言えば、
なんといっても
「ドンペリ」こと「ドン・ペリニヨン」

モエ・エ・シャンドン社のフラッグシップスパークリングワインです。


この「ドン・ペリニヨン」
スパークリングワインを発明した盲目の修道士の方のお名前。

、、、と言われています。


しかしよくよく調べてみると、

スパークリングワインは彼が研究を始めるおよそ200年前からあり、
また彼が書いた書類を見ると、
とても盲目とは思えない
とのこと。



ただ、黒葡萄から白ワインを造ったり、
いくつかの畑をブレンドするとおいしくなることを発見したり、
コルクやガラス瓶を使い始めたり、、、

やはり、「ドン・ペリニヨン」先生が今日のスパークリングワインに残した功績は
測り知れません。


山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
まで、メールをお送りくださいね。

ぜひ山口井筒屋地下一階を覗いてみてくださいね。
※出勤日などについてはあらかじめご確認の上お出かけください。

| Category: General | posted at 17:35 | by 高原 |

■ 2021-12-30

12月30日放送分 お正月には何を飲もう

12月30日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

お正月には何を飲もう

おいしそうなおせちも用意できたし、
年の初めは何から飲もう。


クリスマスに続いて、嬉しい悩みです。

こちらも結局私が選んでしまうのは「シャンパーニュ」

ただ、クリスマスのシャンパーニュと少し違うのは、
「ブラン・ド・ブラン」にすること。


「ブラン・ド・ブラン」とは、
白ブドウのみで造られた
繊細で、あっさり味のどちらかというと夏向きのワインですが、

あっさりのおせちには、
この「ブラン・ド・ブラン」がピッタリ。

さあ、新年もみんなで乾杯!


山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
まで、メールをお送りくださいね。

ぜひ山口井筒屋地下一階を覗いてみてくださいね。
※出勤日などについてはあらかじめご確認の上お出かけください。
| Category: General | posted at 18:58 | by 高原 |