『山口県立下関西高等高校 科学部』
山口県で毎週木曜日にお届けしている「コスモ アースコンシャス アクト 未来へのメッセージ in 山口」。
今回は、山口県立下関西高等学校の科学部を訪ねました。
そこには、自分の興味をトコトン突き詰め、社会課題の解決に挑む熱い生徒たちの姿がありました。
未来を創る若き科学者たち!
山口県立下関西高等学校の科学部には、見慣れない機械や色とりどりのボールが並ぶ現場で、大会出場を目指して物体運搬ロボットの改良に励むロボット班と、先生方の手厚いサポートを受けながら生徒一人ひとりが自由に決めたテーマで未知の領域に真剣に挑む研究班が共存し、日々活動しています。
研究班では、非常にユニークで実用的な研究が進められています。

ビーズのような素材で植物を育てる家庭菜園の未来
中村さんは、「アルギン酸」という物質を用いて、まるでビーズを使って植物を育てるような新しいスタイルの研究を行っています。
これが実現すれば、家庭菜園がより手軽で身近なものになるかもしれません。

『竹害』と『温暖化』に同時に向き合う女子高生の挑戦
篠原さんは、放置された竹が森林を侵食したり土砂災害の原因になったりする「竹害」と、地球温暖化という二つの大きな課題を同時に解決するため、竹をバイオマス発電の資源にする研究をしています。
身近な自然や企業の取り組みから得た着想をもとに、自宅の山から運び出した竹と木質ペレットの熱量を比較するといった実践的なデータ収集を行う篠原さんは、今後は燃焼時に生じる灰の塊「クリンカ」の抑制や燃焼残差の活用といった専門的な課題の解決に向けて、さらなる研究の深化を目指しています。

最後に、これからエコアクションを起こしたい人へのメッセージをいただきました。
「塵も積もれば山となるという言葉があるように、ほんの小さなことでも、みんなが毎日続けていけば、いずれは地球温暖化解決のような大きな変化に繋がります」
高校生たちの瑞々しい感性と科学的なアプローチ。
私たちが未来のためにできる「小さな一歩」を、改めて考えさせられる素晴らしい活動でした。
