『山口県立下関総合支援学校 高等部』
山口県で毎週木曜日にお届けしている「コスモ アースコンシャス アクト 未来へのメッセージ in 山口」。
今回は「山口県立下関総合支援学校 高等部」の石橋陽向(いしばしひなた)さんと佐々木澪弥(ささきれいや)さんが取り組んでいる清掃活動を紹介します。
「一歩ずつ、街と心をきれいに」
下関総合支援学校の生徒たちが語る清掃活動の魅力
学校の授業が「プロの技」を学ぶ場に
まずお話を伺った佐々木さんは、学校の授業の一環として「ビルメンテナンス」に取り組んでいます。
この授業では、ただ掃除をするだけでなく、専用の機械「ポリッシャー」を使った床清掃や、プロの道具を用いた窓清掃など、本格的な技術を学んでいるそうです。
ポリッシャーの操作、最初は慣れずに苦労したそうですが、今ではしっかりと使いこなせるようになり、「とても楽しい。やりがいを感じます」と笑顔で語ってくれました。
先生から「綺麗になったね」と褒められることが一番の喜びだそうです。
そんな佐々木さんが、これからエコアクションを始めたい人へ贈る言葉は、「ステップ・バイ・ステップ」です。
「積み重ねが一番大切。小さいことを少しずつ」という言葉には、日々の活動で培われた実感がこもっていました。

SNSがきっかけで広がった、地域とのつながり
石橋さんは、個人的な興味からInstagramで清掃団体「グリーンバード」の活動を知り、1年以上前からボランティアとしてイベントに参加しています。
活動場所によって落ちているゴミも異なり、繁華街の豊前田ではタバコの吸い殻、唐戸周辺ではペットボトルが目立つといった発見もあるそうです。活動中は、ガラスなどの危険なゴミに直接触れないよう注意を払いながら、多世代の方々との交流も楽しんでいます。
石橋さんがこの活動を通して伝えたいのは、ポイ捨てに対する意識の変化です。
「ゴミを拾ってくれる人がいるからポイ捨てするのではなく、ゴミ拾いをする人がいるから『ポイ捨てはやめよう』と思ってくれる人が増えてほしい」という言葉は、私たちの胸に深く刺さります。
清掃は「街」も「心」もきれいにする
最後に、石橋さんは清掃活動の魅力をこう締めくくってくれました。
「活動することで自身の心も綺麗になるし、街も綺麗になり、人との関わりも増える」
二人の目が輝いていたのが印象的だった今回のインタビュー。
「きれいにすること」を楽しみ、自分たちのペースで歩み続ける彼らの姿は、私たちに新しい一歩を踏み出す勇気をくれました。
皆さんも、身近なところから「ステップ・バイ・ステップ」で、心と街を磨くエコアクションを始めてみませんか?
