『下関市環境部環境政策課 脱炭素先行地域推進室 大屋知之さん』
山口県で毎週木曜日にお届けしている「コスモ アースコンシャス アクト 未来へのメッセージ in 山口」。
海と山に囲まれた美しい海峡の街、下関。
この素晴らしい環境を50年後、100年後の未来へつなぐため、今、下関市が大きな一歩を踏み出しているのをご存知でしょうか?今回は、未来へのバトンを繋ぐ活動について、下関市環境部環境政策課 脱炭素先行地域推進室 大屋知之さんにお話を伺いました。
下関市は2021年に、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ下関」を宣言しました。
そして2024年には、環境省の「脱炭素先行地域」に選定されています。
これは、2050年のカーボンニュートラルという全国目標に先駆け、2030年度までにあるかぽーとや唐戸エリアで、ゼロカーボンを達成するという、全国的なモデルとなる取り組み。
下関市が取り組む「3つの柱」
- 再生可能エネルギーの創出
関門海峡の潮流を活用した「潮流発電」や、耕作放棄地などを利用した太陽光発電を計画しています。
ここで生まれた電気は、地域の公共施設やビルに供給される予定です。 - 市民・観光客への啓発
一人ひとりの環境意識を高めるための活動です。特に注目なのが「使用済み天ぷら油の回収」や、「しもまちポイント」の導入です。 - 事業者の脱炭素経営支援
地元の山口銀行と連携し、省エネ機器への入れ替えなどの費用をサポートする融資商品や、補助金を用意しています。
経済循環と脱炭素のバランスを上手にとる仕組み作りが進んでいます。
私たちの暮らしから世界を変える「2つのアクション」
- 家庭の油が「飛行機の燃料」に!
これまで「固めるテンプル」などでゴミとして捨てていた家庭の使用済み天ぷら油を回収し、「SAF(サフ)」と呼ばれる持続可能な航空燃料にリサイクルする取り組みが始まっています。 - 「しもまちポイント」で楽しくエコ
環境に良いアクションを起こすとポイントが貯まり、下関の地場産品や体験と交換できる「しもまちポイント」という制度がスタートします。
小さな行動が世界を変える力に
「脱炭素」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、身近なところにはたくさんの「小さなエコアクション」が隠れています。
大屋さんは、「1人ひとりの小さな行動が確実に世界を変える力になる」と語っていました。
無理のない範囲で、地球に優しいアクションを始めてみませんか?下関の美しい未来を、みんなの力でつくっていきましょう!
