コスモアースコンシャス アクト 未来へのメッセージ in 山口(5/22OA)

「NPO法人うべ環境コミュニティー」の加藤泰生 理事長 後編

今回は「NPO法人うべ環境コミュニティー」の加藤泰生 理事長に、「うべ環境コミュニティー」の活動内容について伺いました。

まず挙げられるのが、活動拠点である「銀天エコプラザ」での活動です。
ここでは、様々な環境に関する学習プログラムや、持続可能な開発目標(SDGs)に関する学習プログラムを企画・実施しています。

その他、環境情報の発信としては、紙媒体の「エコプラザ通信」(毎月発行)に加え、ウェブサイト「うべっくる」を通じて、市内の環境学習情報やイベント情報、イベントの実施状況などをブログなどで発信しています。

また、市民や団体が行う環境保全活動の支援、他の環境関連団体や行政、教育機関などとの連携、さらには環境系の他団体への地域や国際的な環境問題への取り組み支援なども行っています。

具体的な学習プログラムとしては、デジタルマイクロ顕微鏡を使った「マイクロプラスチック」「ミクロな水生生物」の観察や、「燃料電池」のキットを使ったエネルギー学習などがあります。

エネルギーの専門だった加藤さんは、環境問題を身近に感じて活動に自然に入れたそうです。
「一般の方にとっては、地球温暖化やCO2、カーボンニュートラルといった関心事から入るのが良いでしょう。環境とは、私たちを取り巻くすべてのものです。小さな一歩でも、周りに良い影響を与え、共感を呼び、大きな変化につながる可能性があります。皆さんも我々の活動に賛同、参加していただけると幸いです」
と語ってくださいました。