コスモアースコンシャス アクト 未来へのメッセージ in 山口(9/4)

「里乃駅 ランプの宿」 代表の畑山さん、スタッフの尾崎さん・稲益さん 前編

山口県で毎週木曜日にお届けしている「コスモ アースコンシャス アクト 未来へのメッセージ in 山口」。

今週ご紹介する、山口市小郡にある里山体験施設「里乃駅ランプの宿」は、自然を愛する人々が集い、心と体をリフレッシュできる場所。
代表の畑山静枝(はたやましずえ)さん スタッフの尾崎恵子(おざきけいこ)さん 稲益仁美(いなますひとみ)さんにお話を伺いました。

30年前に始まった里山再生への情熱

「里乃駅ランプの宿」の歴史は、今から30年前、1995年に始まります。
もともと荒れた山だったこの地を、高校の理事長が「ボランティアで整備してくれないか」と声をかけたのがきっかけでした。
元代表の佐伯清美さんや畑山さんらの「自然が大好きな人と一緒に楽しくやろう」という思いから、全国のボランティアに呼びかけ、手作業で木を伐採してログハウスを建設しました。
この活動には延べ5,600人もの人々が参加し、何もなかった山に少しずつ施設が増えていったのです。

里の駅ランプの宿」3つの活動の柱

「里の駅ランプの宿」では、主に以下の3つの活動を柱としています。

  • 昔ながらの暮らし体験プログラム
    薪割り体験や薪で炊くかまどご飯、五右衛門風呂など、昔ながらの暮らしを体験できます。
    初めての人でも気軽に楽しめ、火のおこし方や道具の使い方を学ぶことができます。
  • 子供から大人まで楽しめる遊具と施設
    森の中には、木を利用したブランコやターザンロープなどのアスレチックコーナー「童の森わいわい広場」があります。
    夏には大きな竹を使った流しそうめんや、川での魚のつかみ取りなど、自然を生かした遊びが満載で、大人も子供も夢中になって楽しめます。

  • 里山再生活動
    地域の方々の知恵や協力を借りながら、荒れた里山を整備し、自然と共生する活動を続けています。
    この活動は、地域との交流を深める大切な機会にもなっています。

「里乃駅ランプの宿」は、単なる体験施設ではなく、失われつつある里山の魅力を再発見し、未来へと繋いでいくための大切な拠点です。
自然の中で思い切り体を動かし、昔ながらの暮らしに触れることで、心も体もリフレッシュできること間違いなしです。