『人と地球が喜ぶ暮らし わっか屋』角麻衣子さん 後編
山口県で毎週木曜日にお届けしている「コスモ アースコンシャス アクト 未来へのメッセージ in 山口」。
先週に引き続き、山口市金古曽町(かなこそちょう)にある『人と地球が喜ぶ暮らし わっか屋』の角麻衣子(かくまいこ)さんにお話を伺いました。
日々の暮らしを豊かにする「輪っか屋」
人と地球が喜ぶ暮らしをテーマにした「わっか屋」には、オーガニック食品やエコロジー雑貨、フェアトレードの衣類など、自然と人に優しい商品が並びます。
店主の角さんが特におすすめする商品と、お店に込めた思いを伺いました。
地元のこだわり食材
週の初めには、無農薬や自然栽培の新鮮な野菜が届きます。
特に、遺伝子組み換えでない自家製の発酵飼料を与え、湧き水を飲んで育った放し飼いの鶏の卵は人気商品。
のびのびと育った鶏が生む「あめつちたまご」は、甘みのあるたまごで、多くのリピーターがいます。
忙しい日常を助ける瓶詰め食品
地元女性たちが作る「あとう畑Plus」の瓶詰めは、畑や山で採れすぎた食材を無駄なく活用した一品。
混ぜご飯の素やネギ味噌など、ご飯にかけるだけ・混ぜるだけで簡単に食事が完成する便利な商品です。
特におすすめは、たけのこや山菜がぎっしり詰まった「タケノコもりもりまぜご飯の素」。
忙しい日でも手軽に栄養満点の食事が楽しめます。
使うほどに愛着が湧く手作りの器
角さんの夫が作る木の器は、漆や蜜蝋など自然に還る素材のみで作られています。
一つひとつ木を掘り出して作るため、均一ではない「ゆらぎ」のある形が特徴です。
長く使えるように修理やメンテナンスも行い、使うほどに手に馴染み、愛着が湧く一品です。
「わっか屋」を通して伝えたいのは、「より良いものを選択すること」が、未来の地球や平和な世界を作っていくことに繋がるというメッセージです。
それは、毎日飲むお茶を変える、ペットボトルではなく水筒を持ち歩くといった、日々の小さな選択の積み重ねから始まります。
エコアクションを始めたいけれど、何から始めたらいいか分からないという人には、「好きなことから選んでみては」と角さんは語ります。
「これはどこから来て、どこへ行くのか」を少し考えてみることも大切ですが、ワクワクしたり、やってみたいと思う気持ちから始めることが、未来に繋がる第一歩になると教えてくれました。
『人と地球が喜ぶ暮らし わっか屋』
ここにくれば何かが変わるかも?