第96回 浪速の春団治の豪快処世訓
ゲスト
元プロ野球選手 プロ野球解説者
川藤 幸三 さん
1967年、ドラフト9位で投手として阪神タイガースへ入団し、その後は内野手登録となったが、すぐに外野手へ転向。俊足で鳴らし、2軍の盗塁王に輝くも、1975年のアキレス腱損傷が契機となり、翌1976年に代打専門を決意。野球人生を代打に捧げる「ひと振り人生」はここから始まったとのこと。
1985年、阪神タイガースが日本一に輝いた際には、タイガース選手間で「陰のMVP」と賞賛される。翌年はオールスター初出場を果たし、19年の現役生活に幕を下ろす。代打サヨナラヒット6本の日本記録を残すなど、勝負強いバッティングで名場面を演出した。
その豪快なキャラクターは現役時代から「球界の春団治」と呼ばれ、多くのファンから親しまれる。
現在はプロ野球解説者として数多くの現場に足を運んでおり、ベテランから若手まで選手からの人望は厚い。