《 Archives 》 2021-12

■ 2021-12-30

12月30日放送分 お正月には何を飲もう

12月30日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

お正月には何を飲もう

おいしそうなおせちも用意できたし、
年の初めは何から飲もう。


クリスマスに続いて、嬉しい悩みです。

こちらも結局私が選んでしまうのは「シャンパーニュ」

ただ、クリスマスのシャンパーニュと少し違うのは、
「ブラン・ド・ブラン」にすること。


「ブラン・ド・ブラン」とは、
白ブドウのみで造られた
繊細で、あっさり味のどちらかというと夏向きのワインですが、

あっさりのおせちには、
この「ブラン・ド・ブラン」がピッタリ。

さあ、新年もみんなで乾杯!


山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
まで、メールをお送りくださいね。

ぜひ山口井筒屋地下一階を覗いてみてくださいね。
※出勤日などについてはあらかじめご確認の上お出かけください。
| Category: General | posted at 18:58 | by 高原 |

■ 2021-12-23

12月23日放送分 クリスマスには何を飲もう

12月23日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

クリスマスには何を飲もう

なんともワインが良く似合う季節。

あなたなら、何を飲まれますか??


私は今年も悩んでいます。


ケーキに合わせるなら
マスカット風味の甘口「アスティ」、、、かな?


チキンに合わせるなら、
しっかり目の辛口白「シャルドネ」、、、がいいかな?


いやいや、、、「ロゼ」、、、も捨て難い。


ライチの香りがする「ケヴェルツ・トラミネール」も、
香辛料の効いた料理にはぴったりなのです。



全部飲んでしまおうか、
とも考えますが、そうもいきません。



結局たどり着くのは、コクのある黒葡萄をメインに造られた
辛口シャンパーニュという選択。

まず乾杯にも使えるし、
食事にも無難に合うし、
言うことなしです。

日本人にとって「シャンパーニュ」はやはり高揚感を感じる特別な飲み物。
今年も1年を振り返りつつ、味わおうと思います。


山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
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■ 2021-12-16

12月16日放送分 バローロとバルバレスコ

12月16日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

バローロとバルバレスコ

北イタリア・ピエモンテ州で造られる赤ワインと言えば、
「バローロ」と「バルバレスコ」

どちらも「ネッビオーロ」という品種で造られます。

「バローロ」は
「王のワインにして、ワインの王」

「バルバレスコ」は
「イタリアワインの女王」

と呼ばれています。


ネッビオーロという品種は
北イタリアの気候以外では栽培が難しいと言われている品種。

バローロは、
細やかな酸と重厚なタンニン。

優美であったり、力強いといった言葉が似合う伝統的な赤です。


バルバレスコは、
バローロに比べてより滑らかな味わい。

この、王様と女王様。
ぜひ、お試しを。

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あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

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■ 2021-12-09

12月9日放送分 思い出のソムリエ・ナイフ

12月9日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

思い出のソムリエ・ナイフ

ワインを開けるときに使う
「ソムリエ・ナイフ」の話題。

先週に引き続いてお届けします。

ソムリエナイフはただの「道具」ではありません。

熟練ソムリエの無駄のない動きは、
かっこいいソムリエ・ナイフがあってこそ。

私が一番かっこいいと思うソムリエ・ナイフは、
フランスのシャトー・ラギオールの
「ボーマールモデル」


1998年の世界ソムリエコンクール準優勝
エリック・ボーマールさんを称えて作られたこの
「ボーマールモデル」

彼は片手が不自由で、両手を使ってワインを開けることができません。

私は一度彼のお店に行く機会があり、
ボーマールさんのワインオープンを間近で見たことがあります。

ワインを脇に挟み、無駄のない動きで美しく開けるその姿。

ボーマールさんも、
シャトー・ラギオールのボーマールモデルも、
本当に輝いて見えたこと。

忘れられません。


山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
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■ 2021-12-02

12月2日放送分 ソムリエ・ナイフは消耗品

12月2日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、

ソムリエ・ナイフは消耗品

ワインを開けるときに使う
「ソムリエ・ナイフ」

一方にナイフが、
もう一方にスクリューが内蔵されています。

ナイフの部分はキャップシールを着るときに使うので、
鉛やガラスと格闘し、徐々に切れ味は悪くなります。


そして、スクリューの部分。

コルクをテコの原理で開けるので、
どうしても負担がかかり折れやすくなってしまいます。

大体500ケース分。
6000本のワインを開けると、そろそろ替え時。

多忙なソムリエさんであれば、約1年ほどが寿命の消耗品です。

山口井筒屋の地下一階では、radio winery店主のソムリエ松永が
あなたの気分にぴったり合うワインをセレクトいたします。

気になるお話があれば、
wine@fmy.co.jp
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ぜひ山口井筒屋地下一階を覗いてみてくださいね。
※出勤日などについてはあらかじめご確認の上お出かけください。
| Category: General | posted at 19:09 | by 高原 |