ルネッサながとを訪ねて
第55回リポートの舞台は、長門市にある「ルネッサながと」。上田さんにお話を伺いました。
ルネッサながとについて
ルネッサながとは、地域の芸術文化活動の拠点となっている山口県立の施設です。館内には、本格的な歌舞伎や文楽、狂言などの古典芸能が上演、鑑賞できる高度な舞台機構を備えた劇場があります。古典芸能の他、音楽コンサートや演劇など様々な催し物を行なっています。特に今回のイベントはどちらもルネッサながとにとって目玉事業ともいうべき文楽と歌舞伎の公演となっています。

イベント①文楽『嫗山姥』廓噺の段について
我が国を代表する古典芸能”文楽”を山口県で唯一、ここ長門で楽しめる貴重な公演です。文楽というのは、人形遣い、太夫、三味線が一体となって物語を描く、迫力ある芸術で、世界無形遺産にも登録されるなど、世界的にも高く評価された我が国を代表する古典芸能です。公園前にはあらすじ解説があり、さらに字幕表示もありますので、初めての方でもわかりやすく楽しむ事ができます。今回の演目は長門市にも出生伝承がある江戸時代の劇作家・近松門左衛門の名作『嫗山姥』廓噺の段(こもちやまんば くるわばなしのだん)で、昔話のヒーロー・金太郎さん、すなわち坂田金時の誕生にまつわるお話です。激しい人形の動きや鬼に変貌していくシーンなど人形浄瑠璃ならではの醍醐味を味わうことができる見どころ満載な舞台となっています。
長門文楽『嫗山姥』廓噺の段の日程
日時:6月28日(日)午後13時30分開演
チケット:全席指定1階席5,500円、桟敷席、2階席4,000円

イベント②歌舞伎公演『晴の会』について
『晴(そら)の会』は、片岡松十郎さん、片岡千壽さん、片岡千次郎さんを中心に家柄にとらわれない若手実力派の歌舞伎役者により大阪で結成された歌舞伎のユニットです。人間国宝・片岡仁左衛門さんが監修・指導し、古典から新作まで意欲的に取り組む舞台に人気が集まり、今や関西を中心に歌舞伎界の注目を集める存在となっています。しかも大阪以外では、ルネッサながとだけの開催となる貴重な公演です。ここ山口県で本格的な歌舞伎を体感できるまたとないチャンスです。華やかな衣装や迫力ある演技や美しい所作。そして、何よりもルネッサながとの特殊な舞台機構を活かした様々な演出など、歌舞伎を初めてご覧になる方でも見応え十分。伝統文化の魅力を肌で感じることができると思います。
歌舞伎公演『晴の会』の日程
日時:8月11日(火・祝)午後13時30分開演
一般チケット:来週火曜12日から全席指定1階席8,000円、桟敷席6,000円、2階席3,000円
※長門文楽『嫗山姥』廓噺の段・歌舞伎公演『晴の会』のお問い合わせはルネッサながとまでお願いします。
今後のイベントについて
ルネッサながとでは、この他にも、9月には精華女子高等学校コンサート、11月にはTAOライブ、12月には野村万作・萬斎の狂言公演と盛り沢山の公演を予定しています。様々な文化芸術に触れることができるルネッサながとのイベント情報は、ホームページにも詳しく掲載されていますので、是非ご確認ください。
55回目のリポートについて
今回の文楽と歌舞伎公演は山口県民にとって特別感があるし内容を聞いただけでもワクワクしました!是非貴重な体験になると思うので、ご家族やご友人同士で予定を合わせて足を運んでみてくださいね。
次回のリポートもお楽しみに😃

ルネッサながと
長門市仙崎10818-1
Tel. 0837-26-6001
