■ 2020-01-10

FMY Friday Special Report~嵯峨野きもの学院 山口校編~

明けましておめでとうございます!(ハピふラ版)
いつもはお得な情報や人気のスポットをご紹介するリポートコーナーですが…本日は何と新年1回目のリポートということで山口市中心商店街・近江屋本店から特別に“着付けを習う”実況リポートをお送りしました。

ご指導くださったのは和服姿が凛々しい、京都嵯峨野きもの学院山口校の古谷光美先生です。



着せて頂いた着物はちりめんの小紋、宝づくし。
黒地に鯛や狛猫、打ち出の小槌が散りばめられた新年にピッタリの晴れやかな着物です。
また帯は上品な銀箔が美しい太鼓帯。背中側には可愛らしい京人形が織り込まれています。
こちらは加賀友禅の代表作家、由水十久先生が手掛けられたもの。



こんなに贅沢な着物を私が身に纏ってイイのかしらと、まずはそこからドキドキしていたのでした。それに着物の印象と言うと「着付けが難しい」「帯をギュッと結ぶなんて息苦しさが続くのでは…」という声が多いような…。果たしてリポートの時間内に着付け初心者の私がピシッと着こなせるようになるんだろうか!?という段階からのスタートでした。

リポート前にはお太鼓を結ぶところから教えていただきました◎
お太鼓結びはお腹側に作っていきますよ。
垂れ元を広げて垂れ先から30センチほどの位置に帯枕を置きます。
垂が二重になるよう内側から持ち上げて巻いた帯上線を少し前に引き、帯枕を預け、帯枕の紐と帯揚げを一緒に背中側でキュッと結びます。…お太鼓を作っていくのはココから!
二重になっている垂を胴に巻いている帯の下線に合わせて余った部分を手前に折り上げます。鏡を確認して帯の形を整え柄合わせもしていきます。

★そして形が崩れないようお太鼓を背中側にゆっくり時計回りに回して背中側に移します。お太鼓の端から4センチ出して、余った部分は輪の方の内側に差し込みます。手先をゴム紐で押さえて胴に巻いていた仮紐をシュルリと外します。



この★の部分をリポートでお伝えしました。
結び上げた帯をお腹側から背中に回す最後の仕上げの際にせっかく綺麗に結べた帯が崩れてしまうのではないかと結構ヒヤヒヤするのですよ、コレが~(@_@)!

先生に手伝って頂きながら……できました!



今回は近江屋のスタッフさんが本番の様子を動画撮影してくださいました♪
近江屋本店のインスタクラムにアップされていますので是非、古谷先生のスピーディーかつ丁寧なご指導の様子をご覧ください(*^-^*)
インスタグラムアカウント→oumiyahonten

前結びでお太鼓を作ってから背中に回すことで、自分で手の動きを確認しながら結べるので私のような着付け若葉マークでもお太鼓を綺麗に作ることができますし、先生に質問しながら進んでいけるので分からない工程もスグに解決できます。
それに全く窮屈感が無いのでこのまま着物でお出掛けしたくなってしまいました!

和服は、自然と動きが洋服を着ている時の半分になるそうです。歩き方や所作がしずしずとおしとやかに見えるのはそのせいなのですね☆ま
京都嵯峨野きもの学院では目標や腕前に合わせたコースが選べる着付け教室を山口市に2校、そして周南校、宇部校と県内4校で展開中。
体験学習は…嬉しい無料!
想像よりも気軽にチャレンジできる着付け、今年は「着物女子・男子」はじめてみませんか?シャキッと背筋が伸びる毎日を過ごせるはずです!
◎お問い合わせ近江屋本店:083‐922-0194


| Category: Friday Special Report | posted at 23:55 | by 瀬来未央 |

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