「やめるなら今」ヒグチアイ

2021年12月 PUSH ONE 邦楽
「やめるなら今」ヒグチアイ

 

■配信シングル『やめるなら今』11月24日リリース
(ポニーキャニオン)

平成元年生まれ。シンガーソングライター。
生まれは香川、育ちは長野、大学進学のため上京し、東京在住。2歳のころからクラシックピアノを習い、その後ヴァイオリン・合唱・声楽・ドラム・ギターなどを経験、様々な音楽に触れる。

18歳より鍵盤弾き語りをメインとして活動を開始。
2016年、1st ALBUM『百六十度』でメジャーデビュー。
これまでに培った演奏力と、本質的な音楽性の高さが業界内外から高い評価を受け、「FUJI ROCK FESTIVAL」「RISING SUN ROCK FESTIVAL」など大型フェスへの出演も果たす。

メロディアスな高速ピアノリフに乗せた、まっすぐに伸びるアルトヴォイス。
ピアノと一体になった小さな身体から振り絞られる熱情が、時にたおやかな美しさを、時に心かきむしられる焦燥を、時に喪失の中の光を描く。独特の視点で綴る歌詞世界は、ありふれた日常の風景を短編小説のようにドラマチックに昇華させる。

自身を手放しで肯定できない故の、他者への執着や嫉妬、裏腹にあふれる慈悲深さが、聴くものの琴線を掴んで放さない。叱咤激励にも似たその歌声は、老若男女問わずじわじわと中毒者を増やし続けている。

「やめるなら今」は、いざ社会に出て、描いていた夢やなりたいものに向かって歩み出してから誰もが直面する理想と現実、その中で生まれる葛藤や挫折、その末に迫られる決断という人生の岐路に立つ人に是非聴いてもらいたい楽曲。
タイトルは「やめるなら今」だが、実はよく聴くと、“やめる”のをやめるなら今というメッセージが最終的に心に残る、ヒグチアイなりの応援歌になっている。

https://www.higuchiai.com/