エフエム山口の第385回放送番組審議会が4月23日に開かれ、令和8年4月17日に放送した 『madapana』を聴取していただき、講評を受けました。
番組内容
2018年の番組開始から8年目を迎える「マダパナ」。
パーソナリティは、中学生の息子を育てる「篠原 海」に加え、乳幼児を育てる現役ママが新たに参加。異なる子育てステージの視点を取り入れ、子育ての実態を多角的に発信する番組。
オープニングでは「BTSが好きな人」をテーマに、リスナーからのメッセージを紹介。
本編では、4月5日に開催された「madapana presents 春休みだよ!マリンワールド海の中道バスツアー」の様子を取り上げました。
番組後半では、4月からスタートした3分間のショートドラマ「ねぇねぇそうちゃん~ベビーグッズのひとりごと~」を放送。赤ちゃんの成長を“ベビーグッズ”の視点から見守る新企画。企画・制作を手掛けるのは、元エフエム山口パーソナリティであり、芝居・脚本制作の経験を持つ中馬祥子。
審議会では、番組全編を聴取のうえ、講評をいただきました。
委員からは
- 少子化が進む中で「子育てがアドバンテージになる社会」を目指し、子育て世代を応援するという番組の姿勢は、ラジオで発信する活動として非常に意義深い。
- スプーンを擬人化して日常の苦労を笑いに変える演出は、本来ならストレスが溜まる親の気持ちを和らげる効果がある。
- 番組を通じて、職場の人など子育て世代以外の人にも大変さが伝わることで、子育てに対するネガティブなイメージを払拭するきっかけになる。
- 「子供が寝る音楽」のような、具体的で役に立つ情報をさらに盛り込むことで、より多くの人に子育てへの関心を持ってもらえるのではないか。
- 放送時間は、朝の家事が一段落し昼食の準備を始めるタイミングであり、ターゲットである子育て世代の生活リズムによく合っている。
- スポンサーである「チョルナビ」などの便利な機能について、具体的な使い方をさらに説明することで、より利用者が増えるのではないか。
- 水族館での様子を説明する語りが、情景が非常に浮かびやすかった。
- 「ベビーグッズの独り言」は発想が面白く、親が「自分もそう思っている」と共感を得られる良いコーナー。
- インタビューの環境音だけでなくBGMを効果的に使用しているため、番組にメリハリがつき、現地の雰囲気がよく伝わった。
- 海の中道のレポートを聞いて自分も行きたくなった。
- テレビやネットと違い、興味のない情報も流れてくるラジオだからこそ、お父さん世代や親戚が子育ての現状を知る貴重なきっかけになる。
- 番組を聞くことが、仕事中の家族が子育て中の母親や子供との交流を深める手助けや、会話のきっかけになる。
- 「みんなで子育てを支えよう」という機運が高まった時期からの番組という事で社会の変化に即した番組作りになっている。
- 放送を、Instagramへ繋げる構成になっており、リスナーの次の行動を促す工夫がなされている。
- 冒頭の「推し活」の話題などを通じ、「お母さんも自分の好きなことを大事にしていい」という肯定的なメッセージが伝わった。
- インタビューの感想が重なる部分などについて、さらなる工夫の余地がある。
- 「ベビーグッズの独り言」は、現実には悲惨で困ってしまうような状況をグッズの視点で語ることで、親の気持ちを救っている。
- 短い時間の中に内容が盛りだくさんに詰め込まれており、非常にコンパクトで上手く作られた番組。
- 建物や海、空の色などの描写が巧みで、素人のインタビューでは伝わりにくい状況をパーソナリティが上手く補完していて絵が浮かんだ。
- 多くの参加者の声を届ける姿勢はとても良いが、人数を少し絞って名前や年齢、居住地などを紹介すると、もっと親近感が湧くように感じるのではないか。
- 「子育て支援」という明確なターゲットを絞ったテーマは、スポンサーもつきやすく、今後も続いていく将来性がある。
- 海の中道へ行くのは幼い子供には負担が大きいため、下関(海響館)などの地元施設をもっと活用してはどうか。
などのご意見をいただきました。
