エミール・ガレ

携帯の新調時期が悩ましいワイン担当です

 

「エミール・ガレ」をご存じでしょうか。
 ※存じていません

 

 

フランス、アール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸家です。

 

 

焼き物・家具工場の息子として

フランス・ロレーヌ地方のナンシーで生まれた彼は、

ドイツのガラス工場で、ガラス製造の技術を習得、地元に帰り、

父に代わって工場責任者となります。

 

 

独自のガラス製法を編み出し評価を受けた彼は、

1889年のパリ万博に出品。

 

 

ガラス部門でグランプリを獲得、

陶器部門で金賞、家具部門で銀賞を受賞。

国際的な評価を得ます。

 

 

技法の特許を取得するも、

1904年、白血病のため、58歳で亡くなりました。

トンボやカゲロウ、セミ、キノコなど珍しいものをモチーフに、

素晴らしい作品を残しました。
 ※なんとも数奇な運命

 

 

今やなかなかお目にかかれない彼の作品ですが、

ペリエ・ジュエ社のシャンパーニュ「ベル・エポック」には

ガレの描いた白いアネモネの復刻版がエナメルでプリントしてあり、

片鱗を楽しむことができます。
 ※奥深い・・・