真贋疑惑

嘘を見抜くのに時間がかかるワイン担当です

 

 

今週のキーワードは「真贋疑惑」
 ※しんがんぎわく、と読みます

 

投機目的で芸術品を売買するときに起きる「真贋疑惑」ですが、

ワインの世界でもあり、

特に「ジェファーソン・ボトル」が有名です。
 ※なんだそれは!

 

 

これは、アメリカ独立宣言を起草した

第三代大統領「トーマス・ジェファーソン」が所有していたとされる

「CH・ラフィット1787年」

 

パリで見つかった、彼のイニシャルが彫られているボトルです。

 

 

ビジネス出版で有名な「フォーブス」が1985年のオークションで、

当時、世界競売新記録の156千ドルで落札しました。
 ※すごく高い!!

 

 

その後、ヨーロッパの国立研究所の鑑定結果が食い違い、

大変な状態となったそう

 

 

審判は

「偽物」
 ※えぇっーーー!!!

 

 

詳しく調べた結果

ボトルに彫られていた彼のイニシャルは、

当時存在しない歯を削る機械で彫られていたそうです。

 

 

 

 

心中をお察しします
 ※ホントにね