DRCとルロワ

忘年会という響きが恋しいワイン担当です

 

 

今週のキーワードは「DRCとルロワ」。

 

先日、あまり日を空けず、ブルゴーニュ赤ワインの最高峰、

DRC」と「ルロワ」を飲む機会に恵まれました。
 ※なんだそれは!!

 

 

DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)は、

「ラ・ターシュ1986年」。

 

1986年は、ブルゴーニュ赤にとっては

決して、良い とは言えない年ですが、

このボトルは、液面が高く、

 

温度管理がとてもよかったことがわかります。

やや、明るめの色合い。

 

香り高く、「さすがグランクリュ!」

という味わいで、今まで飲んだ中で、一番美味しい「ラ・ターシュ」でした。
 ※さぞすごいワインなのだろう

 

 

一方、ルロワは、「サヴィニー・レ・ヴォーヌ ナルバントン1998年」。

 

こちらも、最高の年とは言えない年ですが、

年の良し悪しを全く感じさせない、香り高く、深く、上品な味わい。

感動の1本でした。

 

 

ドメーヌ・ルロワの創業者、マダム・ルロワは、

もともとDRCの共同経営者でしたが、

 

販売にかかわる問題で、この会社を追い出された身。
 ※そうなの!

 

 

DRCを見返すべく、ドメーヌ・ルロワを起こし、

今や、DRCを追い抜くような人気となっています。
 ※すごい反骨精神

 

 

この事情を分かった上なので、

余計に「しびれた」、印象的な2本でした。
 ※しびれますな