ビオ臭

年度が変わっても心が変わらないワイン担当です

 

 

 

先日ブルゴーニュの自然派生産者

フレデリック・コサールの

「モレ・サン・ドニ1erモン・リュイザン」

の赤2015年を飲みました

 

 

久々にしっかり「ビオ臭」のあるものでした
 ※なんだそれは?

 

 

「ビオ臭」とは

 

有機栽培をうたうワインに見られる

硫黄系の臭いのことで

 

 

ゆで卵の黄身の臭い

とか

下水溝の臭いと言う人もいます
 ※あぁ、あれね

 

 

「還元臭」とも言われ

醸造過程やボトル内で「還元状態」

つまり酸素が足りなくなったことで発生した硫化水素により

卵の腐ったような硫黄系の香りがすることを言います

 

 

 

いい香りでないことが多いですが
 ※そうですよね

 

 

この赤ワインの場合は

 

とても品のある「ビオ臭」で

 

不快な香りではなく

 

3時間経ち

 

味わいも伴ってくると

 

他に見られない

独自の美味しさを見せてくれました
 ※興味深い

 

 

 

最近は「ビオ臭」を感じない

 

有機ワインも増えましたが

 

 

さすが

フレデリック・コサール

 

 

素敵な「ビオ臭」もあることを知りました