山口県立劇場 ルネッサながと

身近にあればあるものほど…意外とその希少価値やありがたさに気付きにくい。ということはありませんか?

仙崎の雄大な海や緑いっぱいの山々といった豊かな自然に囲まれた場所に佇む、式調高くも市内外の沢山の方から愛されているシックなホール、山口県立劇場ルネッサながと@長門市(^о^)/

こちらのホールは主に、その専門的な舞台構造と抜群の音響設備でもって、全国でも3箇所しかない(なんと西日本では唯一!)歌舞伎や人形浄瑠璃などの本格的な伝統芸能の上演を得意とする劇場なんです!!

せっかく鑑賞するのであれば、やはりその世界観により惹き込まれる環境で臨みたいですよね。もちろん伝統芸能のほかにもコンサートやミュージカルが上演される際も大迫力&臨場感ある“贅沢な劇場体験”ができますよ♪

 

上田富夫事務局長にお話を伺ったところ…ルネッサながとさんが特に力を入れていらっしゃる伝統芸能から、近々では人形浄瑠璃文楽の上演が控えています。

7月3日(日) 長門文楽本朝廿四考】十種香の段、奥庭狐火の段

出演:竹本錣太夫/鶴澤清介/桐竹勘十郎(人間国宝)/解説:葛西聖司(元NHKアナウンサー)

長尾(上杉謙信)家と武田家の争いと足利将軍暗殺事件を背景にした壮大な物語。妖・白狐の霊力が宿った兜を巡る物語。氷上を駆ける八重垣姫の一途な恋心の行く末は―?!

ルネッサながとで本格的に上演されるのはコロナ禍に突入して以来、本当~~~に久し振り。近松門左衛門と縁深い土地で披露される、人形芝居・物語の語り部である太夫・三味線の音色が三位一体となって繰り広げられる長門文楽の魅力をどうぞお楽しみください。待ちに待っていた文楽ファンの方も、初めて伝統芸能に触れるという方も、この機会をお見逃し無く!!葛西聖司さんの解説が付きますので、きっと文楽鑑賞デビューの方も置いていかれることなく本朝廿四考の世界に入り込めること請け合いです◎(チケットはルネッサながとHP・窓口で販売中)

さらに8月7日(日)には映画「くじらびと」(石川梵監督)の上映会、9月18日(日)には精華女子高等学校吹奏楽部のコンサートの開催が予定されています(*^-^*)

長門市…のみではなく私たち山口県民全体に馴染み深い鯨漁をテーマにしたドキュメンタリー映画、そしてテレビでも度々取り上げられる精華女子高校のハイレベルなマーチングパフォーマンス…気になりますね~。

今後も続々と開催される公演予定はルネッサながと公式HPで随時チェック!

まだまだ予断は許されませんが、以前よりもコロナの波が比較的少~しずつ穏やかになってきたかな…?と感じられるようになってきた昨今。映画館でのライブビューイングや配信で自宅鑑賞するエンターテイメントも良いですが☆是非、音響設備の整ったルネッサ長門の舞台上で展開されるお芝居の熱気を浴びてみてください。

近くには長門キッズに大人気の本格的なアスレチック公園もありますよ!

 

山口県立劇場 ルネッサながと

山口県長門市仙崎10818番地1
TEL 0837-26-6001