エフエム山口の第388回放送番組審議会が8月27日に開かれ、令和8年8月9日に放送した 『みちのらじお』を聴取していただき、講評を受けました。
番組内容
『みちのらじお』は、JFNCの制作で古坂大魔王ナビゲートのもと、全国各地のFM局が制作する個性豊かな番組や名物パーソナリティを紹介し、地域ならではの空気感を通して“まだ見ぬ未知のラジオの魅力”を発掘する全国22局ネットのラジオ番組。
8月9日の放送では、山口県民の耳に深く馴染んでいるエフエム山口パーソナリティ大谷泰彦と新井道子の二人にスポットが当てられました。
番組内では毎週土曜日の正午から放送されている『あ・うんな関係』も紹介されました。
審議会では、8月9日(日)の放送を約30分に編集した番組内容を聴取し講評をいただきました。
委員からは
- 全体的に安定感と安心感があり、自分たちの年代に合った丁寧な番組作り
- 全国の個性的な番組の紹介は、その県に興味を持つための素晴らしい「入り口」になっている
- ラジコやタイムフリー聴取は、時間を選ばない新しいラジオの楽しみ方や関係作りに繋がる
- 「お局」という言葉に引っかかりを覚えたが、この年代だからこそ攻められるギリギリのラインを突いていると納得できた
- 「ラジコで楽しむ」といったキャッチコピーのように、スマホで全国の番組を調べてそのままスマホで聴くという流れは、現代のラジオにおける素晴らしい出発点、ポータルサイト的な番組になっている
- オンライン通話で音声が途切れる場面があり、進行としてはかなりギリギリだった
- 電話では不可能な「3箇所同時通話(3元中継)」ができる強みがあり、接続の強度をさらに高めてほしい
- ラジオがネットと融合し、無くならないための生存戦略として見事に活路を見出している
- 深夜番組のような緩い雰囲気が良く、古坂氏の「レコードの音の波」に関するトークも非常に良かった
- 全国の個性的な番組を掘り起こして紹介する企画コンセプトが非常に優れている
- 冒頭における古坂氏とアシスタントのトークは、2人だけで楽しんでいるようで少し分かりづらかった
- 通常放送では分からない、大谷氏や新井氏の個性やプライベートな趣味が知れて新鮮だった
- 3元中継といった試みにより、新しいものが生まれてくる価値を感じられた
- 大谷氏の「ラジオは友達作り」という言葉通り、最後は4人が友達同士のような温かいやり取りをしていて親しみやすかった
- 地元の出演者を知らない全国のリスナーが、顔も見えない中で受け入れられるか最初は疑問だったが古坂氏の深掘りや人柄を引き出す力量が優れており、徐々に興味を持たされた
- 夜に合う緩い雰囲気で、気になったら後から調べる「きっかけ作りの番組」になっている
- 最後に紹介された「27年続いて終わった後もヘビーリスナーがいる番組」の具体的な詳細が分からず残念だった
- 番組審議中の自分たちがさらに番組を評価・紹介する番組を聴くという、不思議な違和感があった
- 地方の番組をこのように全国に向けて紹介してもらえる試みは非常にありがたい
- 古坂氏の仕切りや進行の技術が非常に高く、大先輩を立てつつ「お局」を「おつぼみ」とフォローする配慮があって良かった
- 放送中は礼儀正しいのに、終わった途端に「めんどくさいおじさん、おばさん」といじるギャップが面白い
- 最後に「今後ラジオはどうなってほしいか」という核心的な質問で締めくくる構成が良い
などのご意見をいただきました。
