エフエム山口の第389回放送番組審議会が9月24日に開かれ、令和8年9月6日に放送した『誰も聞いてないから大丈夫』を聴取していただき、講評を受けました。
番組内容
『誰も聞いてないから大丈夫』は、JFNC制作。
『ロングバケーション』『ビューティフルライフ』など、多くの恋愛ドラマを手がけてきた脚本家・映画監督の北川悦吏子さんがパーソナリティを担当。
9月6日の放送は脚本家の北川悦吏子さんが急遽入院することになったため、通常のラジオブースではなく病院の個室からスマホのボイスメモを使って収録。
ゲスト不在のため一人で語る「エアーゲスト」企画として明石家さんまさんとの裏話や病院のすぐ横で上がっている花火の音を聞きながら、どうにか見に行こうと諦めきれない執着心やエピソードのほか、生まれつきのアザによる苦しみを抱えてきたリスナーからのお便りを紹介。
審議会では、番組全編を聴取のうえ、講評をいただきました。
委員からは
- 北川さんの優しく自然な声と自由な語り口により、ラジオならではの親近感や特別感、心地よさが醸し出されている。
- 夜のバーでお酒を飲みながら経験豊富な人の話を聴いているような特別感を味わえた。
- くすっと笑えるトークにより、病室という特殊な状況でありながら前向きで元気がもらえる。
- 北川さんの真っ直ぐで素直な言葉がリスナーの心に届いており、投稿コーナーなどを通じてもリスナーの力になる番組だと感じられる。
- 同世代には響く内容だが、他の世代や新規リスナーに向けて番組趣旨の補足説明などがあるとより親切。
- 窓から見える花火の描写からZONEの楽曲へ繋げる選曲が非常に良かった。
- カットされるような病室での看護師との生々しいやり取りがそのまま放送されており、他の番組にはない貴重な臨場感を生んでいる。
- 明石家さんま氏との過去のエピソードなどを織り交ぜつつ、1人で話を膨らませていく構成や、良い意味での「適当さ」が新鮮。
- 花火の音について、具体的にどこの場所・花火大会のものかという説明があると知的好奇心が満たされる。
- InstagramライブやYouTubeのゲーム実況に近い感覚があり、親しみやすさを感じられた。
- リスナーとの距離の近さが効果的に表現されている。
- 誰も聞いてないから大丈夫」という言葉の英訳である「It’s just you & me」というフレーズが非常にカッコよく、強く印象に残った。
- 配信プラットフォームのライブ感に通じる現代的な聴取体験として楽しむことができた。
- スマホで収録しているのに、聴き取りやすく楽しめた。
- リスナーからのメールで、北川さんに救われたという話がラジオならではで、ラジオの醍醐味だと感じた。
- バブル世代の北川さんから出た「ルッキズムの時代だが、人の美しさは見た目ではない」というコメントは、ドライで面白かった。
- 病院という理不尽さや不自由さのある場所からの発信が良かった。
- ドラマのエンドロールなどで「北川悦吏子」の名前の活字は見たことがある。
- 声が若く、ウィスパーボイスでため口で話すところが、夜の番組っぽく感じた。
- 北川さんは人生経験が豊富で、楽しく興味深く聴くことができた。
- リスナーのメッセージに対する部分もとても良く、すごい方だと感心した。
- 看護師さんとの会話の部分は許可が得られているのかが気になる。
- 「不幸な生い立ちで施設で育った」という話の部分に違和感があった。
- 施設で育つことが必ずしも不幸ではないし、先入観がある発言で少し疑問に思った。
などのご意見をいただきました。
